2026年3月から2027年2月まで12回にわたり開催します。
2026年4月〜2027年2月 午後1時30分〜3時30分(受付開始:午後1時)
★3月21日開催の第一回はライブ配信です。
★今年度は、開催時間を午後1時30分からとさせていただきます。
★A会場あるいはB会場での開催となります。
★A会場は定員が25名となります。定員が超過した場合は申し込みを締め切らせていただきます。ご了解ください。
★受付が混雑しますので、開始10分前にはお集まりください。
| 講座 | 開催日 | 内容 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 第1回(終了) | 3月21日(土)ライブ配信 | 記録 | オンライン |
| 土曜の放課後3への招待 | |||
| 第2回(終了) | 4月18日(土) | 記録 | A会場 |
| 《哲学》──思考とは、情報処理なのだろうか? | |||
| 第3回(終了) | 5月16日(土) | 記録 | A会場 |
| 《自己》──自分とは誰? そしてどこにいる? | |||
| 第4回(終了) | 6月20日(土) | 記録 | A会場 |
| 《性》──ジェンダーを無くせば自由になれる? | |||
| 第5回(終了) | 7月18日(土) | 記録 | B会場 |
| 《欲望》──それは自然に湧いてくるものなのか? | |||
| 第6回(終了) | 8月15日(土) | 記録 | A会場 |
| 《戦争》──永遠の平和は実現できるだろうか? | |||
| 第7回 | 9月19日(土) | 記録 | A会場 |
| 《歴史》──それはどこに向かっているのか? | |||
| 第8回 | 10月17日(土) | 記録 | A会場 |
| 《超越者》──神様と、どうお付き合いすればいい? | |||
| 第9回 | 11月21日(土) | 記録 | B会場 |
| 《偶然》──チャンスを哲学することは可能か? | |||
| 第10回 | 12月19日(土) | 記録 | A会場 |
| 《理性》──合理化を徹底すると非合理に行き着く? | |||
| 第11回 | 2027年 1月16日(土) | 記録 | A会場 |
| 《幸福》──それは本当に人生の目的なのだろうか? | |||
| 第12回 | 2027年 2月13日(土) | 記録 | B会場 |
| 土曜の放課後3を終えて(最終回) | |||
会場A:
京都女子大学 杉本家 KOMEGLA キャンパス
※ 杉本家住宅の東側の入り口からお入り下さい(案内図参照)。
◎交通アクセス
[電車]
・阪急線:「烏丸駅」26番出口より徒歩5分
・地下鉄烏丸線:「四条駅」4番出口より徒歩5分
[バス]
・「四条西洞院」停留所より徒歩1分
※駐車場・駐輪場はありません。市営駐車場や有料パーキングをご利用ください。
〒600-8442 京都府京都市下京区矢田町116
重要文化財
杉本家住宅、KOMEGLAキャンパス Tel:075-344-5724
会場B:FRAME in VOX
※ MEDIA SHOP前(建物に向かって左側)の階段またはエレベーターにて、3Fまでお上がりください。
◎交通アクセス
[電車]
京阪線:「三条駅」6番出口より徒歩5分
地下鉄東西線:「三条京阪駅」2番出口より徒歩5分
阪急線:「京都河原町駅」3B出口より徒歩7分
[バス]
「河原町三条」各停留所より徒歩1〜5分
※駐車場・駐輪場はありません。近隣の有料パーキングをご利用ください。
〒604-8031 京都府京都市中京区大黒町44 河原町VOXビル 3F FRAME in VOX Tel:075-748-1581
講座参加費:1,000円/回
※ 前日までに以下の「参加申し込みフォーム」からお申し込みください。
※ 参加費は当日、会場受付にて頂戴します。
※ 京都芸術大学、京都女子大学の学生は参加費無料です。
記録映像視聴:3,000円/10回
※第2回から第11回までの記録映像を後日、ネット上で視聴いただけます。
(現在、第2回、第3回講座がアップされています。)
※ ご希望の方は下記の「映像視聴希望申し込み」からお願いします。
※視聴費は講座日でのお支払い、あるいは銀行振込となります。
(お支払い確認後に限定公開アドレスを連絡します。)
(京都芸術大学、京都女子大学の学生は無料です。)
若い頃、ぼくは「歴史」が大嫌いでした。それは周囲に「歴史おじさん」がいっぱいて、「今どきの若いもんは歴史を知らん」と、頼みもしないのに「この場所にはこんな言われがある」だとか、「学校では教わらんだろうが、有名な○○は実はこういう人間だった」とか、おそらく自分だってこの前テレビで聴き齧っただけの知識を振りかざして、エラそうに説教されることが多かったからです。今でも歳をとるにつれて歴史に関心を持つようになる人は(特に男性には)いますが、現代は年寄りが若者に合わせる時代──脳トレや筋トレをしたり、LINEよりインスタだとか、どのAIがいいとか言ってみたり──なので、昔みたいな「歴史おじさん」はだいぶ減ったように思います。
テレビ番組や歴史本で扱われる「歴史」とは、多くの場合「面白エピソード」や「〇〇の意外な由来」といった、いわゆる「トリビア」です。誰でも簡単に理解できるし、知ってるとちょっと人に自慢できたり、飲み会で話のネタにできたりする、無害な知識ですね。メディアで人気の歴史家たちの多くは、そうした知識を供給することで商売をしています。そうした知識をやり取りすることはもちろん悪いことではないのですが、それが歴史のすべてではありません。私たち自身、歴史の中に生きているからです。この歴史とは私たちが、そしてこの世界がこれからどうなってゆくのか、という運命に関わることですから、けっして「トリビア」ではありません。歴史とは単なる事実の集積ではなく、目的や方向性を持つ運動という側面も持っているのです。
けれども文明の運動としての歴史は、無害な知識としてコンテンツ化することはできません。なぜならそれは、そもそもこの宇宙に人間が存在する意味とは何かという哲学的問いに関わり、また過去の悲惨な出来事をどう理解するかという政治的立場にも触れる問題なので、取り扱いが難しいのです。だからこうした「歴史」は、学校の授業でも職場の会話でも避けて通ることが多いでしょう。しかしこの哲学対話は授業ではなく「放課後」ですから、こうした歴史についても考えたいと思います。西洋近代哲学において、運動としての歴史をもっともパワフルに語った哲学者はヘーゲルです。今から200年以上も前のことで、ヘーゲル自身過去の「歴史」だと見做す人もいるでしょうが、意外に今も生きているのです。次回はヘーゲルの思考を通して私たち自身の歴史を考えてみたいと思います。(吉岡 洋)
※ 会場は、A会場(京都女子大学 杉本家 KOMEGLA キャンパス)です。
【お問い合わせ】
土曜の放課後・実行委員会
Tel:090-3273-0860(安藤)
※定員超過の場合参加をお断りする場合があります。できるだけ早めにお申し込みください。
※申し込み後に欠席される場合は、必ず実行委員会あてに連絡をお願いします。
※お支払い確認後に限定公開チャンネルのアドレスをお知らせします。
※第2回から第11回までの講座の記録映像を順次アップします。
(現在、第2回、第3回講座の記録映像がアップされています。)
※京都芸術大学、京都女子大学の学生は無料です。
※各講座へのご質問やご感想はこちらからお願いします。
1956年京都生まれ。甲南大学、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)、京都大学文学研究科教授、京都大学こころの未来研究センター教授を経て、京都芸術大学文明哲学研究所所長。
主な著書に、『情報と生命』(新曜社、1993年)、『〈思想〉の現在形』(講談社、1997年)他。批評誌『ダイアテキスト(Diatxt.)』(京都芸術センター刊)編集長。『京都ビエンナーレ』(2003)、「岐阜おおがきビエンナーレ」(2006)総合ディレクター。
近刊に、『AIを美学する──人工知能はなぜ「不気味」なのか』(平凡社、2025年2月)、『美学のアップデート』(水声社、2025年11月)がある。
X: @hirunenotanuki
YouTube: https://www.youtube.com/@hirutanu
主催:土曜の放課後・実行委員会
(植田憲司、吉冨真知子、谷本研、二瓶晃、由良泰人、大西宏志、安藤泰彦、小杉美穂子)
共催:京都芸術大学 文明哲学研究所
協力:FRAME in VOX/株式会社デンキトンボ、京都女子大学、公益財団法人 奈良屋記念杉本家保存会